この場所ならやれるという第六感で二店舗目が決まる

2011.10.24

並行して候補地を物色していました。そんなある日、旧国道沿いの運送屋のトラックターミナルが移転して空いているのを見つけたのです。中心街にもずっと近く、北上川を明治橋で渡って二キロ足らずの所です。土地の広さは六百六十坪ほど。オンボロだけど、屋根のかかった集荷場の建物がついています。木造で、ひと抱えもあるような太い梁がどーんと通っています。長年雪の重さをじっと耐えてきた建築に違いなく、見ているだけでほれぼれしちゃいました。これだ!ピンときました。早速持ち主を調べて交渉に行きましたが案の定、あちこちから申し込みがきているとのこと。おまけに八年後には道路を拡幅するので土地を割譲することが決まっている、そのときには返してもらわなければならないという条件つきでした。少し戸惑いましたが、この場所ならやれるという第六感が働いて、「それでもいいから、何とか私に貸してください」「それは社長でないと……」粘る私に、応対した社員はそうかわしました。そんなら本社に乗り込んでやろう。そう決めて場所を聞くと、盛岡から百キロも離れた山の中です。それでも決断が鈍らないうちに、熱く燃えているうちにやってしまおうと、アポイントメントも取らずに押しかけました。こういうときは、ツキがあるものです。アポなしで行ったのに社長は本社にいて、面会に応じてくれました。手土産の南部鉄瓶を差し出して、「どうか私に貸してください」私の熱意は通じるか?通じました!かくして私の二番目の店が、広いスペースと、それ自体骨董品みたいな建物を確保して、リサイクルショップ開店準備にGOサインが出たのでした。