土地統計測査のミクロデータで、居住類型による差異をみる

2011.12.30

増加している未婚者の大半は、世帯内単身者または単身者である。この両者のバランスは男女間で違いを示し、未婚女性は世帯内単身者である場合がより多い。単身者数に対する世帯内単身者数の倍率を二〇〇五年の男性と女性についてみると、二五〜二九歳では一・八倍と二・八倍、三〇〜三四歳では一・六倍と一・四倍、三五〜三九歳では一・六倍と一・三倍であった。未婚の女性は親の家にとどまる傾向をもち、女性の離家は結婚を契機とするケースが多い。

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国立社会保障・人口問題研究所が〇四年に実施した世帯動態調査の結果によれば、離家経験者全体のうち、結婚をきっかけとした離家経験者の比率は、一九六〇〜六四年生まれでは男性二二%、女性五三%、六五〜六九年生まれでは男性二四%、女性五四%であった。住宅条件の分岐では、若年層の住宅条件はどのように分岐し、居住類型ごとにどのような特徴をもつのか。ここでは二〇〇三年の住宅・土地統計測査のミクロデータ(個票)を使用し、居住類型による住宅条件の差異をみる。ミクロデータは調査対象者の秘匿処理と約一割の無作為抽出を施されたうえで貸し出される。借り受けたミクロデータの総数は三〇万五九八二であった。