私が両足に異常を感じるようになったのは、一〇年ほど前からです。そのころから、一五分程度歩いただけでも両足がしびれてだるくなり、続けて歩くことができなくなってしまったのです。ただ、この症状も二〜三分休憩すると消えてしまうため、歩くときは休み休み移動することでやりすごしていましたが、わずらわしさは募るばかりでした。腰の痛みと重さも不快でした。とくに治療を受けることもなく、このような状態を五年ほど続けたところ、今度は五分程度歩いただけで、同じような症状が現れるようになりました。そのうち、足のしびれは静止状態のときにも起こるようになりました。両足は常に軽くしびれており、両足先に冷感があり、皮膚の感覚がなくなってしまいました。近所の整形外科医を受診したところ、腰部脊椎管狭窄症と診断されました。脊椎管の変形が進んでいたため、医師からは「年齢的にも治療は不可能」と宣告されたのです。それからというもの、症状を悪化させないために大好きなゴルフをやめ、夏でも厚手の靴下を履いて対処していました。ところが、足腰の異常以外はまったくの健康体です。なんとか趣味のゴルフを再開させたいと思い、神経ブロック療法を希望してクリニックを受診しました。先生は、腰部硬膜外ブロック(神経ブロックの一種で脊椎に行う注射)を行いました。たった一度のブロック療法でしたが、その結果症状は軽快し、ゴルフも休み休みならできるまでに回復しました。ただ、足先の冷感だけは1ヵ月ほどでもとに戻ったため、ブロック療法にアロマセラピーを併用する治療を行うことになりました。処方されたオイルは、血流増加効果のあるレモン四滴とシナモンニ滴、サイプレス四滴を一〇八のホホバオイルで希釈したものでした。これを両足先に一日三回以上塗るようにアドバイスされました。アロマセラピーをはじめてから1ヵ月後、足先がぽかぽかと温かくなってきたことを実感するようになりました。夏場でも手放せなかった厚手の靴下から解放されたのです。ブロック療法と自宅でも簡単に行えるアロマセラピーとの併用で、私の10年来の腰部脊椎管狭窄症による症状は完全に治ったのです。これからは、腰をいたわりながらも、好きなゴルフを思う存分楽しもうと思っています。
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