マニュアル・ギアボックス車の場合、下手なクラッチ操作をすれば、ギアシフトのたびにショックが駆動系やボディーに伝わることになるが、このショックの大小は、クルマ全体の耐久性にかなり影響を与えるものなのだ。タイヤにしてもAT車のほうが摩耗は少ない。というのは、よほどパワフルで、しかも意識的に急発進でも試みない限りは、まず、タイヤがスリップするようなことは起こらないからだ。また、加減速時にエンジンがゆれ動くことによるギクシャク感だとか、振動、騒音の低減といった点でも、ATは大いに力を発揮してくれる。
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よく「ATは七難を隠す」といわれるか、まさにそのとおりだ。もちろん扱い方によって差はでるが、中古車で同じような距離を走ったAT車とMT車を乗り較べてみると、たいていの場合、AT車のほうがボディーはシッカリしているし、駆動系のガタなども少ない。ということで、ATはドライバーにもクルマにも楽をさせてくれるわけだから、長くつき合うためには手に入れたいメカのひとつだ。